祇園|東山界隈
八坂神社の西側一帯をさし、四条通の南が祇園甲部で、白川の流れる四条通の北は祇園東新地と呼ばれる。
祇園は、八坂神社へ詣る人達の為に茶店が建ち、江戸の末期になると京でも一二を競う花街へと発展した。
祇園といえば白川が流れ、その川岸には「かにかくに 祇園はこいし寝るときも、枕のしたを 水のながるる」の吉井勇の歌碑が建ち、毎年11月8日にはこの前で「かにかくに祭」が行なわれている。
アクセス
京都駅から
▼「D1」乗り場から100系統または「D2」乗り場から206系統で
『祇園』下車(所要20分)
▼「A1」乗り場から5系統または「A2」乗り場から4系統・205系統・17系統で
『四条河原町』(所要15〜18分)
祇園を歩く
■ 四条河原町(バス停)
徒歩3分
■ 四条大橋
徒歩1分
■ 阿国の銅像
鴨川の東、川端通の四条大橋のたもとに建っている。安土桃山時代に、かぶき踊りを創始した女性で、歌舞伎の元を作ったとされる。
慶長8年(1603)に四条鴨川の河原で、かぶき踊りを踊り、大勢の見物人が詰め掛けた。
徒歩1分
慶長8年(1603)に四条鴨川の河原で、かぶき踊りを踊り、大勢の見物人が詰め掛けた。
徒歩1分
■ 南座
南座と呼ばれるが正式には、京都四条南座と言う。
12月になると、恒例の顔見世興業があり正面に「まねき」が掛けられると、年の瀬という実感が湧いてくるのである。
徒歩1分
■ 北座跡
徒歩1分
■ 鉄幹・晶子の歌碑
北座跡から川端通を北に少し歩くと、この碑が建っている。
『四条橋 おしろい厚き 舞姫の 額ささやかに 打つ夕あられ』 晶子 『南座の 檜看板をは 舞姫と 日暮れて見るも 京のならはし』 寛
徒歩2分
『四条橋 おしろい厚き 舞姫の 額ささやかに 打つ夕あられ』 晶子 『南座の 檜看板をは 舞姫と 日暮れて見るも 京のならはし』 寛
徒歩2分
■ 「かにかくに」碑
川端通から、白川の流れに沿って白川南道に入ると、その中ほどに祇園をこよなく愛した、大正・昭和の歌人である吉井勇の「かにかくに」の歌碑が建っている。
『かにかくに 祇園は恋し 寝るときも 枕のしたを 水の流るる』この歌碑の前で「かにかくに祭」が催されるのである。
徒歩1分
■ 巽橋
巽橋は「切り通し」「新橋通」と「白川南通」とが交わるところであり、そのどの方向に行っても京の雰囲気を感じることが出来る。
だらりの帯の舞妓さんがこの橋を渡る景色は、如何にも京都の風情を醸しだす。
巽橋の上から白川を眺めると、春の桜、夏の若葉、秋の紅葉、冬の雪景色と、祇園の四季を感じることが出来る。
徒歩1分
だらりの帯の舞妓さんがこの橋を渡る景色は、如何にも京都の風情を醸しだす。
巽橋の上から白川を眺めると、春の桜、夏の若葉、秋の紅葉、冬の雪景色と、祇園の四季を感じることが出来る。
徒歩1分
■ 辰巳大明神
ここが京都らしいと言われるのは、巽橋の北に「辰己大明神」が祀られているからである。
祇園の芸舞妓の守り神であり、京の花街には必ずこのような神社が鎮座する。
芸の上達を祈り、朝な夕なに手を合わすのである。
徒歩1分
■ 新橋
徒歩5分
■ 知恩院前(バス停)